普通のピルスナーとは一味違う1杯

今月は THE 軽井沢ビールクリア、ダーク、黒ビールのお試し3缶セットを購入して、立て続けにレビューしています。
同じメーカーのビールを立て続けに飲むのは、ベアレンのセットを買ってレビューした時以来。
ベアレンはビアスタイルごとに違った個性が出ていて面白かった覚えがありますが、さて、THE 軽井沢ビールはいかがでしょうか。
ということで今回は、前回のクリアに続いて同じくピルスナータイプのダークを味わっていこうと思います。
一般的なピルスナーと比べて色が濃いことから、ダークの名前が与えられた一本。
軽井沢ビールクリアが洗練された味だっただけに、ダークはどんな味なのか興味津々です。
国産で濃色のビールといえば、琥珀エビスがまず思い浮かびますが、その比較も面白そう。
それでは、グラスに注いでみたいと思います。
濃厚さと爽快感、いいとこ取りの一本

グラスに注いだ瞬間テンションが上がりました。
琥珀色の液体から元気よくきめ細かい泡が立ち上り、思わず喉が鳴ります。
グラスに口つけると、やや粘度のある上質な泡が僕を迎えてくれます。まさに至高。
一口目は、カラメル感のある香りとわずかな甘みが印象的で、追って苦味がきます。
後味は、キレがあり甘みがしつこく残ったりはしません。次の一口がすぐに欲しくなる味で、あっという間に飲み干してしまいました。
実は、僕は琥珀エビスのちょっとしつこい感じが苦手なのですが、このダークはそういったところは無く、芳醇な味や香りを楽しめる上にスッキリ飲めるので、正直かなり好きになってしまいました。
また、クリアと比較すると、もちろんそれぞれ個性の際立った、趣の違うビールなのですが、二つに共通するものを何か感じます。
特に、苦味と後味、そしてキレに対しては、共通したこだわりが強く感じられます。
ビールでもつまみでも、次の一口が欲しくなる後味と言うんでしょうか。
自分の個性は主張しながらも、相手を引き立てる、そんなバランスの良さがニクいクラフトビールです。
これは、かなりうまい!
THE 軽井沢ビール ダーク

原産国 | 日本 | ![]() |
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度数 | 5% | |
原料 | 麦芽ホップ米コーンスターチ | |
分類 | ラガー | |
内容量 | 350ml |