富士桜高原麦酒ラオホ RAUCH

世界のビールアワードを独占中の国産ビールメーカー

富士桜高原麦酒ラオホ RAUCH

富士桜高原麦酒は山梨県河口湖で製造している地ビールメーカーだそうです。
とにかくこちらのクラフトビールは、ジャパン・ビア・カップ、ワールド・ビア・カップ、ワールド・ビア・アワードなどなどなどなど、数多くの賞を受賞しまくっていることでも有名です。
ただ正直、食品系の賞はマユツバ物も多いので、本当に美味しいのかどうかちゃんと確認する必要ありますものね。

マユツバ系の賞といえば、理容師の世界大会も怪しいですよね。
街を歩いていると、床屋さんの店先に「世界理容コンテスト1位」とか「世界大会優勝」とかよく飾られてませんか?

知らない街を歩くと必ず、と言っていいほど見つけるのですが、一体国内に何人の世界的な理容師がいるのか、しかもなぜ、世界的な理容師が、とある私鉄沿線の駅で営業しているのか不思議でなりません。
世界一なんだから南青山とかでやりゃあいいのに、とか思ってしまいます。

だいたい美容院に押されてんじゃん、QBハウスに負けかけてんじゃんとか思ったりします。

ここまでビールの話あまり関係ありません。

富士桜高原麦酒はそんな理容師業界とは異なり、独自のオンラインショップもあり、六本木には直営の「BeerBar 富士桜 Roppongi」もあります。
だから信用しちゃってもいいのかなと思います。

富士桜高原麦酒には次の定番ビールがあります。
●ピルス
ジャーマンピルスナータイプのビール
●ヴァイツェン
小麦麦芽を使った、酵母もボトリングしたビール
●ラオホ
麦芽をブナのチップで炙った「燻煙ビール」。
●シュヴァルツヴァイツェン
大麦と小麦でカラメルとローストを使った黒ビール?ダークビール?のようなビール。

今回は燻煙ビールの異名をとるラオホを飲んでみました。

香りと味わいのハーモニー

富士桜高原麦酒ラオホ RAUCH

燻製のビールと聞くと独特の燻したような香りがしてきそうですね。
グラスに注いでみると、確かに香りが燻製のよう。
こんなスモーキーな香りは、いわゆるスタウトビールなどでは嗅いだことないですね。
香りだけで食欲をそそりますけど、同様に香りの強いチーズなんかと一緒に飲んだら、ちょっと喧嘩するかもな、とか考えてしまいました。
今回はチーズは試してないですが。

飲んでみると、やはりスモーキーな香りが口の中を支配しますが、ビールに感じられる独自の旨味というか甘味というかが感じられます。決して嫌な味ではないです。

一方で香りの方は、スモーキーという表現をしてしまいましたが、飲むほどにこの香りが上品に変化してきます。
不思議。
さらに飲み進めると、その香りよりもビールに入っている旨味的な、なんというかとても上品なおすましにも似た、美味しい何かが舌にまとわりつきます。
かなり美味しいですね。
つまみいらないかもです。

正直、ワンランク上のビールと言っちゃってもいいと思います。

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富士桜高原麦酒ラオホ RAUCH

富士桜高原麦酒ラオホ RAUCH
原産国 日本 日本
度数 5.5%
原料 麦芽ホップ
分類 ラオホ
内容量 330ml
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