ベルギートラピストビールの代名詞

ベルギービールといえば、やはりこのビールでしょう。
シメイの瓶は、輸入ビールが置いてあるお店ならどこでも見かけるほど、日本でも手に入れやすいビールです。
シメイビールは、キリスト教トラピスト会スクールモン修道院で製造されている、150年以上の歴史を持ったビールです。
その古い歴史から、トラピストビールの先駆けと言われています。
修道院の中で無農薬の素材と井戸水で作られた正真正銘のクラフトビール、なんだかすごくありがたい気がしますね笑
今回は、そのシメイの中でも一番度数が高く、深い味わいを楽しめる「ブルー」をレビューします。
早めに冷蔵庫から出して適温の14度前後に調整。早速飲んでみたいと思います!
まるでワインのような深い味わい

常温に近いためか、泡立ちがよく豊かな香りが広がります。
すごく美味しそうな予感。早速一口いただいてみます。
・・・なにこれすごい
今まで飲んできたビールと全く違う味。
一口だと頭の整理が全くつかないので、つまみのことも忘れてもう一口。
ワインのような芳醇な香り、重い苦味がゆっくりと口の中に広がります。
きめの細かい炭酸を感じた後に、渋みを含んだ後味がふわっと抜けていく感じ。
この香り、味わいがどうやって作られているか気になり海外のビールサイトで探ってみたところ、
シメイブルーの発酵は木樽で行われているという情報もありました。
なるほど。樽のテイストが、この豊かな香りを作り出しているのか、と一人で納得。
シメイブルーはビールの中では度数が高い方ですが、蒸留酒のようなアルコールのツンとくる感じも無いので、比較的飲みやすいかと思います。
ワインやウィスキーが苦手な人でも樽の木材の香りを味わえるって魅力ですよね。
普段ビールを飲まない人も、週末の贅沢としてワインの代わりに楽しめる一本かと思います!
シメイ ブルー Chimay Blue

原産国 | ベルギー | ![]() |
---|---|---|
度数 | 9% | |
原料 | 麦芽(大麦)ホップスターチ | |
分類 | トラピスト | |
内容量 | 330ml |