酒とロックンロールは最高のコンビ

アメリカのサンディエゴにあるBALLAST POINT(バラストポイント)というブルワリーが製造しているIPAです。
サンディエゴにある港バラスポイントがこのビールメーカーの名前の由来のようで、各ビールのラベルには魚介類のイラストが使われているのが特徴だし、インパクトもかなりあります。
このビールメーカー、創業が1996年と比較的新しくて、アメリカクラフトビール界のニューウエーブといったところでしょうか。
しかも創業者の名前はジャック・ホワイト。
そう、「ザ・ホワイト・ストライプス」でデビューして以来、様々なバンドやソロでパンクからブルースまで、ユニークでいてトラディショナルなサウンドを奏でるロックシーンの第一人者と同姓同名なのです!
すでにジャック自身はバラストポイントからは離れているようですが、なんとなくシンパシーを感じてしまい、ちょっと値段が高めだったのですが、いくつかの種類からIPAを買ってしまいました。
ラベルにはカツオのような体型の魚のイラストが。
調べて見るとメバチマグロが英名でBig Eye Tunaというのですね。
海洋国家日本に生まれていながら、カツオとマグロの見分けもつかない、教養のない私が上から目線でこのクラフトビールを批評してみようと思います。
ビールの味を追い求めてたどり着く新しい扉

アメリカのビールは、ボトルから直接飲みたい気もしますが、グラスに注いでみます。
注いだ瞬間からかなりホップの香りが強いです。
今まで飲んできたIPAの中でもその香りは強力な気がします。
そして、口に含んでみるとそのホップの強さは衰えることはなく、心地良い苦味が口の中に広がって行きます。
おーIPAだー、って感じです。
飲み込んだ後に口の中に残る、フルーツのような香りがまた、次の一口を誘いますね。
今回はそんなにキンキンに冷やさずに飲んだのですが、そのせいか香りが強力で、これぞ舶来クラフトビールという印象を出してくれます。
IPAの苦味が苦手という人、特に女性の声をよく聞きますが、違う捉え方をすると、スッキリした味わいとも言えるのではと思うのです。
この味わいはビールの醍醐味で、日本の一般的なビールをさらに突き詰めて、そして深い味わいを加えると到達できる味わいな気がします。
ほんと、美味しいので試して欲しいです。
バラストポイント ビッグアイ Ballast Point Big Eye

原産国 | アメリカ | ![]() |
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度数 | 7% | |
原料 | 麦芽ホップ | |
分類 | IPA(インディア・ペールエール) | |
内容量 | 355ml |