3月に飲んだ一番美味しいクラフトビール

3月に飲んだ一番美味しいクラフトビール


3月に入ってすぐ、汗ばむほどの春の日差しが降り注いだり、春分の日に雪が降ったり、花粉と涙と鼻水が降り注いだり、天候に色々振り回された月でしたが、無事桜も咲き、過ごしやすい気候になってきましたね。
そしてもちろん、お花見で飲むのはクラフトビール!
ちびちび楽しめるエールビールから、ゴクゴクいきたいピルスナーまで、少ないながらも幅広いジャンルのビールを楽しんだのですが、その中で最も美味しかった、今月のMVCBは「オルヴァル Orval」に決定しました!
今や量販店のクラフトビールコーナーでも見かけることの多くなったオルヴァルですが、今回の決め手はやはりビール自体が持つ味の奥深さでしょうか。今回を含めた7回分のMVCBのうち4回がベルギービールとなっており、ビール王国ベルギーの底力が見て取れますね。
いつかMVCBベルギービールの直接対決もやってみたいですね。

ビールとつまみの殴り合い

今月のMVCBを勝ち取った「オルヴァル Orval」のすごいところは、口に入れた瞬間の雑然としたインパクトでしょう。
少し人聞きの悪い言い方になってしまいましたが、一口目の驚きは相当なものでした。そして、用意していたつまみの種類の乏しさに我ながらがっかりしてしまいました。
このビールにかなうつまみを用意していればもっと楽しめたのに、と。
例えばサントリーの東京クラフトなどは、食事の邪魔をしないように飲みやすく仕上がっている分、つまみの持つ旨味でビールの味を補完しないと物足りないと思うときがありますよね。
しかしこのベルギービール「オルヴァル Orval」を飲むときは、つまみが全く逆の役割を持ちます。
雑然としてひたすら深みのある味をうまく先導するために、口内のコンディションを整える。それも、ビールに太刀打ちできる食材でないといけないのです。
まるでサーキットを高速で走るF1のセーフティーカーのようなものですね。お馴染みのメルセデスベンツではなく、軽自動車がセーフティーカーだったとしたら、せっかくのレースも台無しですよね。
ということで、次にオルヴァルを飲む時には本格的なチーズを数種類用意して楽しんでみたいと思います。その時は他のベルギービールもリピートしてみようかな?

ビールの季節へ向けて

もうあっという間に暖かくなって、一気にビールの消費量が増えるんじゃないでしょうか?
そろそろアサヒやキリンなどの国産メジャービールを箱買いしようかなと思っている人も多いですよね。
毎日の日課として飲むビールの代わりに、週に1日だけでもクラフトビールを飲む日があると、国産大手のビールの見方も変わってくるかもしれませんね。
今月の4本は比較的お高いビールも多いですが、どれもぜひ試していただきたいビールです!

3月に飲んだクラフトビール一覧

ウォーフ・バンク IPA100 WHARFE BANK IPA100 ウォーフ・バンク IPA100 WHARFE BANK IPA100
オルヴァル Orval オルヴァル Orval
チャーンビール Chang classic beer チャーンビール Chang classic beer
サタン・ゴールド Satan Gold サタン・ゴールド Satan Gold