10月に飲んだ一番美味しいクラフトビール
10月に飲んだクラフトビール、地ビールの中で一番美味しかったビール・MVPならぬMVCBの発表です。
今回はスタッフの中でも票が割れました。
今までで最も混戦だったと言って過言ではありません。
しかしその混戦の中でも、頭一つ抜け出たのが「シメイ トリペル」となりました!
10月はベルギー産のシメイだけでなく、ドイツ、メキシコ、そして日本を代表するビールが少数精鋭として揃って、かなりレベルの高いクラフトビールを飲んだ月になりました。
その中で、ビール先進国のベルギーの底力を感じさせる月になったと言えます。
低気温が呼び込んだビールの死闘!
クラフトビールフリークでは2017年の6月から、毎月のビールの月間MVP・MVCBを選ばせていただいてますが、この10月は他の月と比べてかなり異質な月だったと言えます。
それは気温。
6月7月8月9月と、かなり暑い日が続きました。
暑い日とビール、これほどマッチするものはこの世にない、そんなシーズンが続いていたのですが、10月の東京はもう寒いこと寒いこと。
気温が突然下がるとビールとの向き合い方も変わります。
すっきりさっぱり喉の渇きをビールで潤すスタンスから、風味やアルコール感を味わいながら、時には料理やスナックとの相性を感じながら味わいと喉越しを楽しむ、そんな感じ方になってきます。
実際もっと気温が高かったら、日本の風土に最もあっていると言われるピルスナービールである「いわて蔵ビール きんくら」、常夏の国メキシコからやってきたすっきり系のIPA「デイオブザデッド IPA」も票を伸ばしていたかもしれません。
あるいは、もっと秋らしい気温だったら「THE軽井沢ビール ヴァイス」の味わいはいろんな料理に合いますし、ドイツビールの「ホフブロイ ドゥンケル」の万能感にひれ伏していた可能性もあります。
しかし、この2017年の秋、この瞬間にはシメイ トリペルが私たちの心を奪ってしまいました!
秋〜冬、もっともクラフトビールを美味しく飲めるシーズン到来
ビールの最盛期といえば夏と思いがちですが、食べのもが美味しくなって、そして飲み会も増える秋から冬はビールを飲む機会がさらに増えます。
しかも、夏に飲むビールは、とにかく暑さをしのぐことが最優先だったりしますけど、この季節に飲むビールは味わいが重要視されると思いませんか?
なんとなく、飲めればいいやって感じのビール、極端な話、発泡酒や第三のビールは、正直この季節きついと思います。
変にセコくならずに美味しい飲み物を飲みたいですよね。
そもそもアルコールって嗜好品じゃないですか?
中途半端に化学調味料まみれのものなんか飲まないで、自分にあった美味しいアルコールを飲むべきだと思います。
クラフトビールは確かに、チープな、なんちゃってビールと比べると高いです。
だけど考えてみてください。
ワインファンは、デイリーワインに1,000円、2,000円以上を使ってます。1本300円から500円程度のクラフトビールなんて全然リーズナブルだと思うんですけど、それも贅沢な発想でしょうか?
ぜひ、美味しいビールをみなさんにも飲んでもらって、日本をクラフトビール大国にしたいと思ってます!
10月に飲んだクラフトビール一覧
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シメイ トリペル CHIMAY TRIPEL |
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デイオブザデッド IPA day of the dead beer ipa |
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いわて蔵ビール きんくら(金蔵) ピルスナー |
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THE軽井沢ビール ヴァイス 白ビール |
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ホフブロイ ドゥンケル Hofbrau Dunkel |