8月に飲んだ一番美味しいクラフトビール
クラフトビールフリークでは、毎月飲んだクラフトビール、地ビールの中で一番美味しかったビールをMVPならぬMVCBとして発表します。
本サイトのスタッフの投票により決定しているため、私たちの好き嫌いがどうしても出てしまいますが、皆さんのクラフトビール選びの参考になれば幸いです。
2017年8月に飲んだクラフトビールの中で最も多く票を獲得したのは「ピルスナー ウルケル Pilsner Urquell」でした。
レビューするビールの割合としては、エールビールが多くを占めるクラフトビールフリークですが、夏ということもありピルスナーの銘柄もこだわってセレクトしました。
海外のピルスナーは日本のものとは一味も二味も違って、味や香りそれぞれに強い個性が出ています。
そしてこのピルスナーウルケルはいつ飲んでもうまいし、日本のビールと違ってぬるくなってもまたうまい!文句ナシのMVCBです!
今月もいろいろ飲みました
今月はラガービールを3本、エールビールを7本と、相変わらずエールビール優勢ですが、その中でも国産のベアレンやコエドのヴァイツェンのような爽やかな味わいのものもあれば、イギリスのホブゴブリンやマーフィーズのようにガツンとくるものもあり、飲んでいて楽しかったですね。
ラガービールを飲むときは、国産大手と比較して考えてしまいますが、海外のビールはデイリービールといえども全く別物ですね。
飲む前の香りの段階では大差はないのですが、口に入れてから後味として通り抜けて行くまでの情報量の多さは、何度飲んでも整理できないですし、文章にも表しきれません。一口一口に別の楽しみがあって、止まらなくなっちゃうんですよね。
こんなビールを毎日何杯も飲める国に生まれたかった。。。
ピルスナーウルケルはなんと、アサヒビール傘下!
今回、MVCBの栄冠を獲得したピルスナーウルケルですが、2016年の年末にアサヒビールに買収されて大きなニュースとなりました。
そして、来年から国内での流通販売をアサヒビールが行うことが発表され、ビールファンは歓喜したことではないでしょうか。
ピルスナーウルケルは現在、店頭価格で1本400円ほどしてしまうため、デイリービールとしては少し値が張りますが、アサヒが流通販売を行うことになれば、レーベンブロイやバスペールエールのように200円台で買えるようになるかもしれません。また、樽生で提供する店もかなり増えることでしょう。
これはビールファンにとってはかなり衝撃的!来年が今から待ち遠しいです!